赤い提灯が空を埋め尽くすように並ぶ細い通り。足元には落ち葉が舞い散り、秋の気配が漂っている。小さな女の子と白い動物が、何かを探しているように奥へと進んでいく。人影はなく、けれど誰かの気配が感じられる。不思議な冒険の入り口のような場所。

迷いこんだのは、夜だけ開く市場でした。