歯車がゆっくり空へ溶けていくような、夢と崩壊のあいだにある光景です。

1. 夜の底からうまれたかけらたち
2. 歯車の祈りが届く前に
3. だれかの夢がばらばらになる音
4. 半月のした、こわれる順番
5. まわる理由を忘れた夜

重力も静寂も、すこしだけゆるんで見える瞬間ですね。