ひとりぽつんと立ち尽くす小さな旅人の、ちょっと切なくてあたたかい時間が感じられました。
提灯の光がゆれて、なにかが始まりそうな予感がします。
とてもとても小さな旅人は、きょうも誰にも見つからないまま、知らないまちを歩いています。だけどね、誰かがそっと、名前を呼んだような気がしました。